ー外観リノベーションの種類と4つのメリットを解説!ー
外観のリノベーションは、住宅のイメージを一新し、新築同様の外見を手に入れられます。
また、見た目が向上することに加えて、多くのメリットも伴います。
この記事では、外観リノベーションの4つのメリットを紹介します。
リノベーションすべき箇所についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
外観リノベーションの4つのメリット
外観リノベーションには、主に4つのメリットがあります。
1. 外観が美しくなる
外観リノベーションの最大のメリットは、やはり外観が美しくなることです。
外壁のひび割れや塗装の剥がれが見えると、古い印象を与えてしまいます。
例えば、室内が快適で居心地の良いカフェでも、外観が美しくなければ、来店を躊躇してしまうお客さんもいるかもしれません。
しかし、外観をリノベーションすることで、見た目をきれいにできるだけでなく、自分の好みに合わせたデザインを選ぶこともできます。
2. 売却時に有利になる
外観がきれいであれば、建物自体は古くても売却の際に有利に働きます。
同じ広さや築年数を持つ建物でも、外観が整っているほうが購入者にとって魅力的でしょう。
古い建物では外観の劣化だけでなく、耐久性の低下も問題となり、メンテナンスが必要になることがあります。
しかし、外観がリノベーションされていれば購入者はメンテナンスにかかる費用を抑られ、それが購入を促すきっかけになる可能性もあるでしょう。
売却を考えているなら、リノベーションするときには慎重さが求められます。
例えば、特異なデザインは購入者を限定してしまう恐れがあるため、広く受け入れられる外観を目指すのがおすすめです。
また、売却直前のリノベーションも注意が必要です。
きれいにすれば売却価格を上げられますが、価格が高すぎると売れ残るリスクもあります。
中古住宅を購入して自分でカスタマイズしたいと考える人もいますので、その点を考慮しておくと良いでしょう。
3. 建物の耐久性が向上する
外観リノベーションによって、建物の耐久性を高めることができます。
外壁や屋根は、雨風から建物を守る重要な役割を持っています。
これらが損傷している場合、雨水が内部に浸透し、建物の劣化を早める原因となります。
外壁や屋根を新しくすることで、建物を劣化から保護し、より長期間快適に住むことが可能になるでしょう。
4. 建物の機能性が高まる
外観リノベーションには、建物の機能性を高める効果もあります。
例えば、音楽や映画を楽しみたい人は、窓を二重にしたり外壁に防音素材を使ったりすることで、周囲に迷惑をかけるリスクが減ります。
さらに、環境に配慮したリノベーションも選択できます。
外壁のリノベーション時に断熱材や断熱性を向上させる塗料を使用することで、エアコンの使用を抑えつつ、室温を適度に保ちやすくなります。
これによって、二酸化炭素の排出量を減らせるだけでなく、電気代の節約にもつながります。
外観リノベーションの種類
この章では、外観リノベーションの種類について説明します。
外壁
外観リノベーションを考えたとき、最初に思い浮かぶのは外壁のリノベーションではないでしょうか。
外壁を新しくすることで、住宅の全体的な印象が大きく変わります。
以下に、外壁リノベーションの3つの種類を紹介します。
・塗装
外壁に塗料を施す方法です。少ない予算で外観を一新できるメリットがあります。
防火塗料や断熱塗料など、特定の機能を持つ塗料を選ぶと費用が高くなる可能性がありますが、それによって住宅の機能性が向上します。
・重ね張り
既存の外壁を取り除かずに、その上に新しい外壁材を重ねて張ります。
廃材の処理費用が不要で工事期間も短縮されるというメリットがあり、さらに外壁が二層になることで遮音性や断熱性が強化されます。
しかし、この方法は外壁材の重量増加により、建物の耐震性が低下するリスクも伴います。
外壁が重くなることで、地震時に建物にかかる負荷が増大するためです。
・張り替え
張り替え工事では、既存の外壁材を完全に撤去し、新しい材料で再び外壁を張ります。
外壁を撤去する過程で建物の内部状態を確認できるため、劣化している部分のメンテナンスを同時に行うことが可能です。
軽量な材料を選べば建物の耐震性を高められますが、外壁の撤去と再施工にはコストがかかり、工事期間も延長される可能性があります。
また、モルタルやコンクリートなど、一部の外壁材では張り替えが困難なケースもあります。
屋根
屋根のリノベーションは、雨風から建物を保護し、雨漏りを防ぐ効果があります。
雨漏りが発生すると、家の内部に水が侵入し、木材が腐食したりカビが生じたりする可能性があるため、屋根のリノベーションは建物の保護には不可欠です。
屋根のリノベーションには、主に以下の3つの方法があります。
・塗装
屋根の寿命が10年以上ある場合に適しています。
・重ね葺き(かさねふき)
カバー工法とも呼ばれ、既存の屋根に新しい屋根材を上から重ねて張る方法です。
屋根が二重構造になることで、断熱性・遮音性・防水性が向上しますが、耐震性に悪影響を及ぼすこともあります。
また、瓦屋根にはこの方法が適用できないケースが多いです。
・葺き替え(ふきかえ)
屋根の葺き替えは、完全に屋根を新しくする工法です。
既存の屋根を取り除いて廃棄する必要があるため、費用が増加し工事期間も長引くことがあります。
しかし、結果的に耐震性が向上し、建物自体の耐久性が延びます。
窓・玄関ドア
窓や玄関ドアのリノベーションは、外観だけでなく機能性も向上させることができます。
窓のリノベーションでは、ガラスの種類によって断熱性や防音性が向上します。
窓ガラスの交換や新しい窓の設置が一般的な方法です。
玄関のリノベーションには、ドアの塗装や扉の交換だけでなく、引き戸から開き戸への変更などが考えられます。
出入りしやすい引き戸に変更したり、古い扉を新しいものに交換したりすることで、目的に合ったリノベーションが可能です。
まとめ
外観のリノベーションは、見た目の美しさだけでなく、売却のしやすさや建物の性能向上など、多くのメリットがあります。
リノベーションの方法や対象箇所は多岐にわたりますので、専門の工務店やリノベーション会社に相談することをおすすめします。
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