ー和風と洋風の良いところを取り入れたリフォームを詳しく紹介ー
和モダンは
日本には古くから伝わる伝統的な和風の住まいがあります。和風の造りには、落ち着きや癒しを感じる人も多いでしょう。
一方で、和風の住まいを現代の暮らしに当てはめるとどうしても不便なところがあります。
そのようなときに、リフォームで検討する人が多い方法が和モダンです。
和モダンは、和風と洋風の良いところを取り入れた造りのことで、リフォームで和室に洋風の便利さを取り入れたり、洋室に和風の落ち着いたデザインを取り入れたりする方法です。
今回は、リフォームを検討しているものの、和モダンについて詳しく知らない人のために、和風と洋風を取り入れたリフォームがどのようなものであるか、わかりやすく紹介します。
リフォームの内容と費用
和モダンのリフォームを検討するときに、まず気になるものが費用ではないでしょうか。
和モダンのリフォームにかかる費用は、どのようなリフォームを施工するかや、どのような素材やデザインのものにリフォームするかによって異なります。
リフォーム内容
和モダンのリフォームで多いものが、洋室のフローリングに畳を取り入れたり、リビングなどに畳の小さなスペースを作ったりする方法です。
また、ドアを引き戸にするリフォームもあります。
フローリングを畳にするリフォームは、約6万円程度からの費用で施工が可能です。ただし、畳を取り入れる広さや洋室の床の状態によって費用は異なります。
また、床の状態によっては、下地部分を補修してから和モダンのリフォームをしなければならない場合もあります。
またリビングなどに畳の小さなスペースを作るリフォームでは、約15万円程度の費用が必要です。
ドアを引き戸にするリフォームでは、約3万円から10万円程度が費用の相場です。
ポイント
和モダンのリフォームは、和風と洋風の良いところを取り入れるだけでは、空間がごちゃごちゃした雰囲気になってしまいがちです。
和モダンのリフォームを成功させるために、すでにある家の雰囲気や状態に合わせたものを取り入れたり、取り入れる素材を自然のものや和風を象徴するものを選んだりしましょう。
雰囲気や住む人に合わせたリフォームを行うことで、和風と洋風の良さを取り入れた和モダンのリフォームが暮らしに合ったものになります。
では、ここからは、和モダンのリフォームのポイントを紹介しましょう。
すでにある家の状態
和モダンのリフォームを行うときは、まずすでにある家の状態を知ることがポイントです。
これは和モダンのリフォームに限ったことではありません。建物に傷みや劣化などが生じているときは、リフォームをすることでかえって建物を傷める場合があり、安全が損なわれるときがあるのです。そのため、劣化や傷みが生じていないかを専門の業者に詳しく点検してもらい、可能なリフォームを知ることから始めましょう。傷みや劣化が生じているときは、必要な補修などを行ってから和モダンのリフォームを施工する必要があります。
また傷みや劣化などを専門の業者に正しく診断してもらい、可能なリフォームを教えてもらうことに加えて、すでにある家が和風と洋風のどちらなのかを知りましょう。
洋風の建物であれば、全体的に和風に変えるリフォームで和モダンのリフォームが実現します。反対に、和風の建物であれば、和風の不便なところを暮らしや家族の形に合わせて、洋風にリフォームすることで和モダンのリフォームが実現できます。
すでにある家の状態や、暮らしや家族の形に合わせて、和風と洋風の何を取り入れることが望ましいのか検討しましょう。
空間に温もりを
和モダンのリフォームを成功させるポイントの1つは、素材選びです。
壁や床などに、自然の素材を取り入れることで、和風の雰囲気を作り出せ、落ち着いた雰囲気のリフォームができます。
すでにある家の床がフローリングだからといって、畳にしなければ和モダンのリフォームが成功しないというわけではありません。同じフローリングであっても、無垢素材を取り入れることで木の自然な温もりを感じられ、和風の雰囲気を演出できます。また、リビングや玄関などの仕切りに木の格子を取り入れるだけでも、和風の雰囲気になり、和モダンのリフォームが実現します。
和を象徴するもの
すでにある家が洋風であれば、和風の家に比べて、畳の面積が圧倒的に少ないでしょう。そのようなときは、洋風の空間に畳のスペースを作るリフォームをすると、和モダンの雰囲気になります。
洋風のリビングに小上がりのスペースを作り、畳を敷くリフォームは人気がある施工の1つです。高齢者に親しみがある空間になるだけではなく、小さな子どもが昼寝をしたり、家族がなごんだりする空間として取り入れる人が多いのです。
また、すでにある家が和風のときは、玄関や屋内の仕切りなどに引き戸が多く使われています。引き戸をドアにすると、将来バリアフリーを取り入れたいと思ったときに再びリフォームが必要になります。そこでおすすめの方法が、洋風の雰囲気を持つ引き戸に変えるリフォームです。最近では、引き戸だからといって、和風の雰囲気を感じられるものだけではなく、洋風のものも多く販売されています。住宅の雰囲気や希望する和モダンのリフォームに合う引き戸を探してみましょう。
家具や照明とのバランス
和風に洋風の便利さを取り入れたり、洋風に和風の落ち着いた雰囲気を取り入れたりする和モダンリフォームを成功させるためには、家具や照明とのバランスもポイントです。
室内の雰囲気を洋風にしたにも関わらず、和風を象徴する家具が置かれていれば、やはりバランスが取れていない空間の印象になります。空間のバランスを考えて、家具の配置を検討しましょう。
加えて、和風の雰囲気の部屋に洋風の照明が設置されていては、やはり落ち着いた雰囲気を演出できません。そのため、雰囲気に合わせた照明を取り入れるようにしましょう。
まとめ
和風と洋風の良いところを取り入れる和モダンのリフォーム。
暮らしや家族の形、現在の家の状態などに合わせて、空間を演出しましょう。洋風のなかに落ち着いた和風の雰囲気を取り入れたり、和風のなかに洋風の便利さを取り入れることで、暮らしが快適になります。
どのような和モダンのリフォームが可能であるかは、専門の業者に相談することをおすすめします。
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