安全で快適な床リフォームを実現するために知っておきたいこと
床のリフォームは
床は、汚れや傷がつきやすく、経年とともに反りや色褪せなども起きます。
そのようなときに検討するのがリフォームではないでしょうか。
しかし、床のリフォームでは、何が必要なのかわからない人も多くいます。また床のリフォームのポイントを把握できていない人も多いでしょう。
そこで今回は、床のリフォームをするときに知っておきたいことをわかりやすく解説します。
リフォームが必要なときは
床のリフォームが必要になるときは、床の表面に汚れや傷がついて落ちなくなってしまったとき以外にも、歩くと音が鳴ったり、床材が浮いたように感じたりするときです。
床は、状態が悪くなっているにも関わらず、リフォームせずに放置しておくと、建物の基礎部分が傷むため、不具合に気づいたときには早めに業者に相談しましょう。状態が悪いままにしておくと、床が抜けてしまうこともあります。
不具合が軽ければ、リフォームにかかる費用や時間も少なく済むため、異常を感じたら、適切なリフォームを検討することがおすすめです。
床材の種類
床には、さまざまな種類があり、どのような空間であるかによって素材を選びます。
床材は
・フローリング
・クッションフロア
・タイル
・畳
・カーペット
が主な種類です。
予算や、部屋の印象や用途、使う人によって、合わせたものを選ぶようにしましょう。
床の素材を選ぶときには、色や柄などに加えて、肌ざわりや滑りやすさなども考慮しなければなりません。
特に小さな子どもや高齢者が使う部屋では、滑りにくかったり、転倒しても衝撃を吸収したりする素材を選ぶようにしましょう。衝撃を吸収する柔らかい素材であれば、万が一転倒してしまっても、大きな怪我に繋がる可能性を低くできます。
また、部屋がどのような空間であるかも、よく考えなければなりません。汚れやすい空間であれば掃除のしやすい素材にするなど、家族の誰が、どのように使うことが多いかを検討してリフォームしましょう。
加えて、部屋の使い方に変化が起きる可能性も考慮する必要があります。
リフォームの方法
床のリフォームには大きく分けて2種類の方法があります。
張り替えと重ね張りと呼ばれる方法で、張り替えのほうが重ね張りに比べると、工程が多いため、リフォームの費用と時間が大きくかかることが多いです。
張り替えはすでに張られている床材をすべて剥がし、新しい床材に張り替える方法です。
一方で、重ね張りはすでにある床材をそのままにして、新しい床材を重ねて張る方法です。重ね張りでは、古い床材を剥がす手間がないため、リフォームの費用と時間を抑えられるのです。
すでにある床材の状態が悪い場合や、床材の下の土台を確認したり補修したりしたい場合には、張り替えのリフォームを選ぶと良いでしょう。
一度床材をすべて剝がすので、床材の下で異常が起きていないかを確認できます。
リフォームのメリット
床のリフォームでは、床材が新しくなるというメリットがあります。また、床のリフォームのメリットはほかにもあります。
床が新しくなることで、耐水性や防音性など、床の強度や機能を高められることは、床のリフォームの大きなメリットの1つです。床の素材が新しくなるため、汚れを落とすなどの手入れがしやすくなり、傷んだ部分がない状態になるため、音を吸収しやすくなります。
また、リフォームで選ぶ素材によっては、さまざまな機能を床に追加でき、日頃の家事の手間を減らせるというメリットがあります。
最近では、ハウスダストを抑える素材や、汚れや傷がつきにくく、またついてしまっても水拭きなど簡単な手入れで落とせる素材も流通しています。
どのような素材にリフォームが可能なのかを業者と相談しながら、安心して暮らせる床材を選ぶようにしましょう。
状態に合わせたリフォームを
床のリフォームを検討するときは、まず床の状態をしっかりと把握することが大切です。
床の状態を把握しないままリフォームを進めようとしても、施工の段階になって不具合に気づき、希望するリフォームができないときもあります。
また床のリフォームをするために、補修工事が必要な場合もあり、そのときはリフォームの費用や時間も大きくかかってしまいます。
そのため、床のリフォームを検討するときには、まず専門の業者に床の状態を診断してもらい、どのようなリフォームができるかを教えてもらいましょう。
また、すでにある床に感じている問題点や不便な箇所、新しい床に追加したい機能などがあれば、リフォームを検討するときにわかりやすく書き出しておくと良いです。特に素材を選ぶときに、希望するものを探しやすくなります。
素材選びも大切
床のリフォームでは、素材選びも大切です。
素材を選ぶときには、床の状態に加えて、空間がどのようなものであるかを把握しましょう。
誰がいつどのように使うことが多い空間であるかを考えると、素材を選びやすくなります。どのような汚れがつきやすいかや、耐水性や防音性、滑りにくさなど、どのような機能が必要かを考えましょう。
加えて、選ぼうとしている床材にどのようなメンテナンスがいつ必要になるかを把握して、予算や暮らしに合わせた床材にリフォームすることが大切です。
また、現在の暮らしや空間の使い方だけではなく、家族や暮らしがどのように変化するかも考慮しながら、リフォーム内容を検討しましょう。
メンテナンスを欠かさずに
床はリフォームなどのメンテナンスが欠かせません。リフォームしたから、不具合が起きないということはなく、必要に応じて点検やメンテナンスを行うようにしましょう。
衝撃を受けることが多かったり、汚れがそのままになっていたりすると、劣化の進み具合が早まることもあります。
床のリフォームをしたときに、点検やメンテナンスがいつ必要であるかをあらかじめ確認しておきましょう。
まとめ
今回は、床のリフォームをするときに知っておきたいことを紹介しました。
床のリフォームでは、空間がどのように使われているかに合わせて床材を選ぶことが大切です。
また、床の状態に合わせたリフォーム方法を選ぶことも重要です。床のリフォームを検討するときには、まず業者に床の状態を診断してもらい、どのようなリフォームが適しているか相談すると良いでしょう。
家族や暮らしが安全で快適になる床のリフォームを実現することをおすすめします。
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